かなり使い込んでいたMacBook Proをついに買い替えました。まだセットアップが終了していないので、完全移行まではもう少し時間がかかりますが、とても満足のいく買い物でした。
ここのところずっと中古のMacばかりを購入しているのですが、それにはいくつか理由があります。
- 中古はやっぱりお買い得!?
- 最新型の攻めた仕様は、時代の先を行き過ぎ!?
- 中古は、カスタマイズできる余地がある!
1. Macは中古が割安
とてつもないブランド力を誇るAppleですから、新品の価格設定はやっぱり強気です。今回は、様々なお仕事でガシガシ使う必要があるため、ある程度の高スペックマシンを物色していましたが、控えめに見積もっても新品とは5万円ほどの値差(16万円と21万円)がありました。
2. 時代の先を行き過ぎるApple
さらには、Appleあるあるなのですが、古い規格の色々なインターフェイスや仕様をザックリ削ってくるというのもあります。
例えば今のMacBookにはThunderbolt 3というUSB Type-Cと互換のあるポートしかありません。しかもこのUSB Type-Cは、USB 3.1で制定された新しい規格のため、外付けハードディスクやUSBメモリなど従来のUSB機器と接続しようとすると新たに変換ケーブルやコネクタ類が必要になります。
非常にコンパクトデザインの規格なので、デザイン的には美しく、MacBookの薄型化や軽量化にもプラスではあるのでしょうが、新しいMacのために周辺機器を買い替えたり、コネクタを購入するというのはなんだかスマートではありません。
ある意味で、ケーブルで周辺機器を繋ぐという時代の終焉をAppleは暗示しているのだと思うのですが、一般ユーザーにとっては先に行き過ぎている感はあります。
私個人の使用方法で言うと、デジカメで撮った写真をSDカードで取り込んで、という作業がしばしば発生するので、SDカードスロットがあったりすると助かります。まだ現役の周辺機器をスマートに活かすためにも中古Macのほうが都合が良いのです。
3. 自分でアップグレードできるカスタマイズ性
ここからは凝り性の人向けではあるのですが、古いMacであればあるほど、自分自身の手で修理や性能のアップグレードをする余地が残されていたりします。
近年のMacの多くでは、デザイン性の追求と(おそらくですが)購入時の割高なアップグレードをユーザーにプッシュするため、メモリやバッテリー等の交換が、ほぼ不可能な仕様になっています。購入時に自分にあった仕様を選択できるユーザーは良いのですが、そこで失敗してしまうとリカバリー(というかアップグレード)ができない現状は、なかなかにコスト高です。
とはいえ、自分でメモリやハードディスクなどのアップグレードができるMacというのは時間の経過とともに少なくなっていきますし、何より基本性能が古びたものになってきます。2017年5月現在のタイミングというのは、少し古いMacに手を入れて(=アップグレード)して割安に2−3年使える最後のタイミングなのかなとも思います。
要するに
色々御託を並べましたが、一般的な使用方法であれば、3-4年前のスペックのマシンでも十分現役で通用できますし、2-3年は問題なく使えると思います。ハードウェアの進化のスピードの速さとそれに追いついていけないユーザーの使いこなし具合との差を考えると、中途半端な価格の最新型を購入する必要があるのか!?とは思います。
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