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2018年8月現在、中古でMacを買うならこのスペック!

中古Mac購入で優先すべきスペック

前回、Macを買うなら、枯れた仕様の中古がオススメ!という記事を書きました。

Macを買うなら、枯れた仕様の中古がオススメ!

では具体的にどんなスペックのMacを買えば良いのか、用途別に2017年5月(2018年8月アップデート)時点での独断と偏見に基づいたオススメを考えてみました。

まず大前提として、デスクトップかラップトップかという選択がありますが、以前わたしが買い替えたラップトップをベースに、どちらを購入するにしても参考になるようなオススメを紹介していきます。

まずは、どの機能に重点を置くかですが、わたしは下記の優先順位を採用しています。

  1. ストレージ
  2. メモリ
  3. 画面サイズ
  4. CPU

ストレージは、SSDで256GB以上

ストレージとは、ハードディスク等の記憶装置の事です。現在は、SSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスク)から選択することになりますが、容量当たりのコストは割高なものの高速に動作するSSDがオススメです。

選択すべき容量は、最低256GBで、できれば512GBです。容量に関しては、個々の用途の影響を大きく受けますが、一昔前であれば、256GBでも十分すぎるほどの容量だったと思います。ところが、スマートフォンの普及に伴い、高画質な写真や動画などのデータを多量に保存するようになり、その保存およびバックアップ先にパソコンを用いるとなると256GBでは全く足りません。

またiPhoneなどのバックアップデータを保存すると、現行のiPhone8のストレージ容量が64GBや256GBが基本となっていることを考えれば、256GB未満だと瞬く間に容量不足になってしまうことは、容易に想像ができます。

それだと512GBでも心もとないでは?という声がありますが、現時点(2018年8月)では、1TBのSSDはまだまだ割高ですので、ラップトップの場合は外付けHDDやクラウドストレージ(Dropbox等)を併用するのが現実的です。デスクトップの場合はSSDとHDDを併用したFusion Driveの2TB以上がオススメです。尚、1TB Fusion DriveはSSD部分の容量が少ないのでオススメしません。

ということで、SSDの圧倒的なまでの高速な動作を考えるとHDDの優位性はなく、容量を圧迫する写真や動画をどう管理するかが、ストレージ選択のポイントとなります。一つ言えることは、コンピュータ内に写真や動画を保存し続ける時代が、終わりつつあるということなんだと思います。

ということで、個人的には、SSD + 外付けHDDをクラウドストレージ(Googleドライブ、Google フォト、Amazon プライムフォト)で補完という運用をしています。


いつも購入しているのはトランセンドの耐衝撃シリーズ。2TBが1万円を切って(2018年8月現在)コスパ十分だと思います。

メモリは8GB以上

現在、Apple公式サイトで購入できるラップトップ型Macの最も安価なモデルでも標準メモリが8GBとなりました。オフィス系アプリケーションを複数使用しながら、webサーフィンをする。複数のサイトをタブで同時に閲覧するといった使用方法は、もはや一般的だと思います。複数のアプリケーションを立ち上げて使うといった場合、メモリが4GB程度だと不安です。

そして、近年のMacではメモリがオンボード、つまり後からメモリを増やすことのできない仕様となっていて、そうしたメモリが4GBしか搭載されていない増設不可のモデルが、中古市場では多く見られます。ご購入に際しては、この点はしっかりとご注意ください。

ラップトップでも画面サイズは13インチは欲しい!

画面サイズに関しては、完全に個々人の好みです。わたしは、旧モデルのMacBook Airにあった11インチでは小さすぎるというタイプでして、13インチ以上は欲しいです。デスクトップ型を選ぶ場合は、小さすぎるということはないでしょうから、こちらはご自身の机のサイズや好みに合わせれば、どれでもOKだと思います。

ちなみに11インチモデルのMacBook Airは、軽量&コンパクトなので、持ち運びを重視される方は選択肢に入るとは思いますが、個人的には13インチのMacBook Airも使用していますが、持ち運びに苦労はありません。

CPUはあまり気にしなくても良いかも

優先順位の最後に来るのがコンピュータの頭脳であるCPUの性能。クリエイティブ系は別にして、ここがボトルネックになることはあまりないのでは?と思っております。Intel Core i5とかCore MなんちゃらとかのCPUであれば、*.*GHzという数字は気にしなくて良いのではと思っております。

ちなみに、古めのモデルだとCore 2 DuoというCPUを搭載しているものがあります。率直に言って、いまさらCore 2 Duoを選ぶ必要は無いと思います。

新品との価格比較

Appleの公式サイトで上記の条件を満たす最安値ラップトップは、MacBook Air 13インチ(Core i5 1.8GHz, 8GB, SSD 256GB)で税込127,440円です。これが例えば、じゃんぱらというサイトで探すと、状態良好なMacBook Air 13インチの2016年モデル(Core i5 1.6GHz, 8GB, SSD 256GB)で税・送料込みで91,096円となります。

重要でないと言ったCPUの性能ですが、Core i5 1.8GHzとCore i5 1.6GHzの差はざっくり10%程度のパフォーマンス差。その違いをどの程度体感できるかは置いておいて、中古のほうが30%お安くてパフォーマンスの差は10%程度のみとあれば十分魅力的なのではないでしょうか。