HEALTH

120歳まで健康に生きるための…ヘビロテなサプリ(じゃないけど)5位は野菜!

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いよいよネタ切れになりましたオススメサプリシリーズ。常用していないものならまだいくつかあるのですが、実感として健康に寄与しているなと思うもので、日常的に摂取しているものと言えば…残されたオススメは野菜です。

野菜を食べる目的

野菜は健康に良いというのはもっともな話だと思うのですが、こちらは健康目的で無理やり食べているわけでなく、好きだから、美味しいから食べているというのが本当のところです。ただ、野菜をたっぷりとると体調がすこぶる良いと感じるので、同時に健康にもプラスとなっていたら、まさに一石二鳥です。

そもそも栄養は食品から取るべき

さんざんサプリのオススメをしておいてなんですが、健康面を考えた場合、栄養は食品から取るべきというのが定説です。

以下は、津川 友介 著 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 からの引用です。

β カロテン を 含ん だ 緑黄色野菜 そのもの は 病気 の 予防 に 役立つ と 考え られ て いる ものの、 緑黄色野菜 から β カロテン を 抽出 し サプリメント として 摂取 する と、 逆 に がん の リスク や 死亡率 が 上がる こと が、 複数 の 研究 によって 明らか に なっ て いる。 リコピン に関して は 有害 で ある という 研究 結果 が ない だけ まだ まし かも しれ ない が、 抽出 さ れ た リコピン を 摂取 する こと で 病気 を 予防 し たり 死亡率 を 下げ たり する という こと を 示し た 研究 は ない。 どの よう な「 食品」 を 食べる のかが 重要 で あり、 それ に 含ま れる「 成分」 に とらわれ ては いけ ない という こと を 教え て くれる 良い 例 で ある。

津川 友介. 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事. 東洋経済新報社. Kindle 版.

私たちは、特定の成分が健康に良いと考えがちですが、その特定の成分を含む食品のその他要因との複合的な関係が健康に良いというケースも多く、相関関係と因果関係を誤解しがちです。

基本的には健康に良いとされる食品を十分に取るということが、健康な人生の最適戦略です。ただ、健康に良い食品と言ってもテレビで○○が〜に効く!みたいな紹介される食品ではなく、先の書籍にあるような科学的に証明された(エビデンスのある)食品を選ぶべきです。ちなみにこの書籍が提示しているのは「オリーブオイル・ナッツ類・野菜・果物・魚」です。

でもサプリ飲んでるじゃん…

ヘビロテサプリの1位〜4位のそれぞれを振り返ってみると、ビタミンCは食品から十分取れますが高用量で摂取したいと考えると特別ビタミンCの多いアセロラのような食品を常食しない限りでは、サプリの力が必要です。亜鉛に関しては、牡蠣をはじめとする貝類や全粒小麦・魚類・一部の肉類などこちらも私の食生活では常食しないものばかり。ビタミンDは他日光にあたる必要がありますし、同時に紫外線のダメージも心配です。マグネシウムはナッツ・海藻・豆類・全粒小麦や玄米などこちらも縁遠いものばかり。ということで苦肉の策でサプリの力を借りています。

野菜は心疾患や脳血管疾患のリスクを下げる

これも手抜きして、世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事から該当箇所を引用します。

16 の 観察研究 を まとめ た メタ アナリシス に よる と、 1 日 の 果物 の 摂取 量 が 1 単位( バナナ なら 1/ 2 本、 リンゴ なら 小玉 1 つ) 増える ごと に、 全 死亡率( 原因 に かかわら ず 死亡 する 確率) は 6% 減り 、 野菜 の 摂取 量 が 1 単位( 小皿 1 杯) 増える と 死亡率 は 5% 減る とさ れ て いる。 野菜 や 果物 は 食べれ ば 食べる ほど 死亡率 は 減る ものの、 1 日 の 摂取 量 が 5 単位( 約 385 ~ 400 g) を 超える と、 それ 以上 摂取 量 が 増え ても 死亡率 は 変わら なく なる。 つまり、 1 日 5 単位 食べれ ば 健康 上 の メリット は 十分 で ある と 言っ ても 良い と 考え られ て いる 。

津川 友介. 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事. 東洋経済新報社. Kindle 版.

ということで、一人あたり400g/日の野菜を取れば長生きできそうということで、400gというと、ざっくり両手を広げてどさっと乗り切る位の量の野菜を食べれば良さそうです。

健康も複雑系のネットワーク

単一の栄養をサプリメントから摂取するより食品からのほうが良いのは、様々な要因が相互に影響を与えつつ結果をもたらすからだと考えられます。

例えば、マグネシウムの紹介の際に血管の健康について書きましたが、その際、ビタミンDとマグネシウムとビタミンKのバランスが大事とご紹介しました。

120歳まで健康に生きるための…ヘビロテなサプリ4位はマグネシウム!

その記事で触れていなかったビタミンKですが、食品からだと納豆やモロヘイヤ(ねばねば系ですね)、小松菜やほうれん草に多く、加えて腸内でも腸内細菌が合成を行っているそうです。

ということは、ビタミンKは、野菜そのものからの摂取に加えて腸内細菌のバランスが重要となりますが、野菜を食べると腸に良いのは、腸内細菌が増殖するための餌になるオリゴ糖などを含む野菜があるからだと考えられます。

このように色々とつながっていくのが、まさに複雑系のネットワークです。

個々の食品の機能や効能を把握することは困難ですが、健康な食事の基本戦略としてはシンプルで、健康に良いというエビデンス(科学的根拠)がある「オリーブオイル・ナッツ類・野菜・果物・魚」から、それぞれ、できるだけ多くの品目の食品を食べるということです。