散歩 - タイ

2017年世界のベストレストラン50の28位、アジアで5位のタイ料理レストラン NAHM

NAHM

人生初のタイに行ってきました!シリーズもなかなか終えられないのですが、今回の旅の目的のひとつが世界のファインダイニングを経験すること。ということで、サンペレグリノとアクアパンナ(ともにミネラルウォーターのブランド)がスポンサーのTHE WORLD’S 50 BEST RESTAURANTS 2017で、ランキング7位のGAGGAN(アジアベスト50では1位)と28位のNAHM(アジアベスト50では5位)の予約を取って行ってきました。

今回は、そのNAHMへのお散歩レポートです。

NHAMは、オーセンティックなスタイルのタイ料理店。ローカルなソウルフードではなく、タイ料理の手法を踏襲しつつも素材を吟味したワンランク上のタイ料理を提供していて、ひとつひとつのお皿が洗練されています。

NHAMは、ラグジュアリーリゾートホテルグループのCOMOに属するホテル、COMO METROPOLITAN BANGKOK内にあり、このホテルのメインダイニングとなっています。今回は、食事後もゆっくりしたいというのもあって、宿泊もこのCOMO METROPOLITAN BANGKOKにしました。

テーブルの花

おまかせコースもあったのですが、英語のメニューも用意されていたため、自分たちで食べたい素材が含まれたメニューを食べようと、アラカルトで注文することに。基本タイ料理ということもあって、辛い料理が多いので、向き不向きがあるかもしれませんが、私たちは辛いものもOKということで、気になるメニューをガンガンと頼んでいきました。

小さな冷たい前菜2種
サラダ
タイカレー
メインの魚料理
トムヤムクン含むスープ2種

を2名で頼みましたが、結果的にはお腹パンパン。基本的にはシェアして食べるスタイルのようで、もう前菜かスープを併せて2品ほど少なくても十分な量だったと思います。

冷たい前菜

揚げ春巻き的な前菜

気になるお味ですが、初のタイ、初のバンコクでの最初の夕食だったこともあって、比較対象するものが無い状態でしたが、個人的には大満足なお味。しっかりとタイ料理のスタイルを踏襲しながらも、使われている素材の質の良さが感じられ、洗練された美味しさ。

魚のフライ

つけダレ?

この後、様々な場所でタイ料理をいただきましたが、ここまで素材感や質感が良質なタイ料理はありませんでした(まあお値段が何倍もしているので当然ですが)。何よりスープやお料理のソースに不自然感やケミカル感があまりなく、これが街場のタイ料理との決定的な違いです。その他のお店だと、全体的にのっぺりと甘く、旨味があっても鈍重で単純な感じのものが多かったので、さすがはファインダイニングといったところでしょうか。

トムヤムクン

NAHMのお料理の数々

もっとも、帰国後にタイ通の方とお話する機会があったのですが、ここの料理は「キレイすぎる」と言って、タイ料理らしくないという評価も…

そして、食事と同様に(場合によってはそれ以上に)重要な飲み物ですが、分厚いワインリストをもらったものの、飲みたいワインが見つからない… そんな中に、唯一好みのベクトルのワインが見つかったので、砂漠のオアシスのような感覚でオーダーしました。

Jean Foillard Morgon Cote du Py 2014
Jean Foillard Morgon Cote du Py 2014

ワインに関しては、全体的にかなり高めの価格設定で、アジアベスト5のレストランに来ているという自己暗示なくしては、躊躇するお値段でした。

ただ、選んだワインとかなりホット(辛い)なスマートタイ料理の数々との相性は、なかなか良かったです。

Nahm
27 S Sathorn Rd, Khwaeng Thung Maha Mek, Khet Sathon, Krung Thep Maha Nakhon 10120 Thailand
tel:+66 2 625 3333