散歩 - 沖縄

沖縄に行くたびに寄ってしまう、Bean to Barでもトップクラス「Timeless Chocolate」

Timeless Chocolate

つい最近まではほとんど縁がなかった沖縄、ところがちょっとした機会を得て、たびたび訪れるようになりました。

ほとんど観光らしい観光はしていませんが、食いしん坊の私のお気に入りのスポットを紹介したいと思います。

まず最初は、ここ最近の私の定番の沖縄土産となっているTimeless Chocolateです。

Timeless Chocolateは、その前の通りチョコレートショップです。最近東京でも流行しているBean to Bar(ビーン トゥ バー)をコンセプトとしたチョコレートショップです。

Bean to Barとは、直訳すると「豆から板へ」という意味だと思うのですが、チョコレートの原材料となるカカオ豆の選別、また豆の焙煎といった加工から、チョコレートの製造に至るまで、一貫して自社で行うスタイルです。

カカオを自家焙煎

一般的なチョコレートメーカーは、カカオ豆由来の既に加工された原材料を仕入れ、それをチョコレートに仕上げ販売しています。その際に、カカオ豆由来の成分とは別に副原料となる植物性油脂や乳由来原料を加えることが一般的です。

それに対して、Timeless Chocolateでは、自社で加工したカカオ豆と砂糖のみでチョコレートを製造します。さらには、コーヒーやワイン同様にカカオ豆の産地ごとの個性にこだわり、それぞれの特性にあった焙煎方法や砂糖を選ぶことで、その風味を引き出しています。

なかでもこの砂糖のセレクトが、Timeless Chocolateが他のチョコレートショップと一線を画するポイントだと個人的に思っています。

使用している沖縄県産の砂糖

というのも、沖縄はサトウキビの産地ですから、上質な砂糖を生産者と直接コミュニケーションを取りながら、仕入れることが可能です。様々な産地のザラメや黒糖などの風味が残った状態の砂糖を産地ごとのカカオ豆の個性に合わせて組み合わせることで、シンプルな原材料ながらも、個性豊かな唯一無二のチョコレートが完成します。

実際、東京のいくつかのBean to Barを標榜するチョコレートと比較しても、Timeless Chocolateのチョコレートは、非常に高品質です。カカオ豆の産地にはこだわれても、砂糖にまでこだわるというのは、なかなかハードルが高そうです。

個性豊かなカカオの風味が楽しめるチョコレート

ということで、機会があるごとに自分のためやお土産にと立ち寄ってしまうこのTimeless Chocolateは、那覇の北に位置する北谷町の中のショッピングモール?アメリカン ビレッジ内にあります。店舗では、チョコレートの販売だけでなく、カフェとしても営業していて、コーヒーやチョコレートドリンク、ティラミスやチョコレートケーキなども楽しめます。

Timeless Chocolate店内

Timeless Chocolate
沖縄県中頭郡北谷町美浜9-46 ディストーションシーサイドビル 2F <Google Map>
tel:098-923-2880
open:11h-19h 年中無休