HEALTH

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人生の1/4から1/3は眠っているわけですから、睡眠の質ってのはクオリティ・オブ・ライフ的にも重要です。その睡眠の質を上げていくための睡眠の質向上委員会シリーズです。

睡眠の質って定義が難しい

そもそも睡眠の質というもの自体が主観的なもので、なかなか定義が難しいです。目覚めのスッキリ感から、疲労のぬけ具合、朝の行動開始の身体のキレ、日中の眠気などで評価するしかありません。

定量的に測定したい場合は、Sleep Cycleなどのスマホのアプリを使うのも良いですが、精度的にどうなのかイマイチ確信が持てません。アプリであればApple Watchのようなウェアラブルデバイスを着けて測定できるものが良いと思います。この場合、就寝中の体の動きや心拍数から睡眠の質が測定できるので、精度があがりそうです。ただ、就寝中に充電することの多いウェアラブルデバイスを装着して眠る場合、いつ充電すればよいのか…

メラトニンって何?

メラトニンはホルモンの一種で、サーカディアン・リズム(概日リズム)に関係します。いわゆる体内時計の調整に重要な働きをするホルモンで、体内で合成され、日光などを浴びると分泌量が抑制され、暗くなると増えるという特徴があります。以下Wikipediaからの引用です。

日中、強い光を浴びるとメラトニンの分泌は減少し、夜、暗くなってくると分泌量が増える。メラトニンが脈拍・体温・血圧などを低下させることで睡眠の準備が出来たと体が認識し、睡眠に向かわせる作用がある。また朝日を浴びて規則正しく生活することで、メラトニンの分泌する時間や量が調整され、人の持つ体内時計の機能、生体リズムが調整される。そのため不規則な生活や昼間、太陽光を浴びないような生活を続けるとメラトニンがうまく分泌されず、不眠症などの睡眠障害の原因となる。またメラトニンは幼児期(1~5歳)に一番多く分泌され、歳を重ねる毎に分泌量が減っていく。そして歳を取るとメラトニンの分泌量が減るため、眠る時間が短くなる傾向になる。

メラトニンのサプリの入手方法

メラトニンのサプリは日本国内では販売されていません。サプリメントとして認可されているアメリカの通販サイトで購入することになります。ということで、私は定番のiHerbで購入しています。

iHerbで購入する場合もメラトニンは個人使用のための輸入に制限されているため、1回の購入で1ボトルしか買えません。

メラトニンの気になる効果は?

私自身は、不眠症気味でも入眠障害でもないので、メラトニンは常用していません。主な使用シーンは、海外旅行などで時差ボケになった時や、日常で不摂生などで睡眠リズムが崩れた時、就寝時間前まで仕事や作業をして興奮状態が継続している時などに使用しています。

それらのシーンで使用しての個人的な感想ですが、時差ボケは流石に一発解消とはならないものの時差ボケ解消へのスピードは早くなっていると実感しますし、リズム調整や入眠促進などでは、眠りに入るのがスムーズになるなど効果を実感します。

睡眠の質に関しては、眠りの深さから疲労感も軽減されますし、睡眠時間が十分とれている場合は、翌日の日中の倦怠感や眠気などもありません。

メラトニンの副作用は!?

日本での販売が禁止されている!と言われると副作用が気になるところですが、メラトニンの摂取が明らかに身体に悪いよ!という話はないようです。アメリカではサプリメントとして販売されており、色々なリサーチがあるようで、それらを見てもとりあえずは大丈夫そう。ただ、一部の高血圧用の薬と併用した場合、その薬の効果を妨げる可能性が指摘されていてたりと、処方薬を常用している方は注意が必要です。

個人的に感じた副作用は、メラトニンを摂取した翌朝に眠気が残っていることが数回あり、頭がなかなかスッキリしないといった経験があります。これは、就寝時間が遅く、睡眠時間が不自由分だったことや、メラトニンのサプリの摂取量(私の場合は主に5mg)が多すぎた可能性があります。

何mgを摂取すべきか

メラトニンを何mg摂取すべきかに関しては、個人差もあり一概には言えませんが、1mgなどの少量からはじめて、効果を実感する最低量を摂取するようにすれば良いかと思います。販売のラインナップ的には1錠で3mgとのいうのが選択肢が多いです。

私自身も5mg単位で摂取していましたが、次回からは容量を減らしていきたいと思っています。

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時差ボケの解消にメラトニンのサプリ

海外に行って帰ってくるとどうしても苦しめられるのが、時差ボケ

仕事柄よく行くフランスだと7-8時間の時差があります。日本 → フランスの際は、そこまで時差ボケは辛くないのですが、フランス → 日本となると毎度苦しめられます。

飛行機内からできる限り到着地に合わせた時間で活動するなど出来る限りの対策はしていましたが、フランス → 日本の東行きフライトの後の調整は特に苦しく、4-5日から1週間かかることもありました。

そこで今回試したのが、体内時計を調整する役割のホルモンであるメラトニンの摂取です。日本では一般販売されていませんが、アメリカなどではサプリメントとして販売されているものです。

いわゆる睡眠薬とは違い、あくまで体内時計の調整に効果が期待できるという点がポイントなのですが、時差ボケ解消にぴったりでは!?と試してみました。

ちなみに入手先は、iHerb.comというサプリメントの通販サイトでして、サプリメント先進国のアメリカから様々なサプリメントを購入できます。

西行きフライトの時差ボケ解消

まずは、日本 → フランスの西行きフライト。私個人の経験だと飛行機内で映画を見てずっと起きていたといったケースでなければあまり辛い時差ボケにはなりません。程度としては、到着後の数日ほど早朝に目が覚めてしまうといった程度。

今回は、3mg/錠のメラトニンを持参し、21時頃に2錠=6mgを服用しました。

すると、初日からこれまで以上にぐっすりと眠ることができ、早朝に目が覚めて二度寝できないといったことにもならず、とても良いリズムで旅をスタートできました。

結局、メラトニンの服用は2日ほどで、完全に通常のリズムで活動できるようになりました。

東行きフライトの時差ボケ解消

続いて、帰国時の東行きフライト。こちらも2錠=6mgの服用から始め、5mg、3mgと数日かけて少なくしていきながら様子を見ました。

さすがに西行きほどはスムーズには調整されませんでしたが、それでも帰国当日の夜もすっと入眠し、翌日の日中も眠くなることはなく過ごすことができました。軽度の倦怠感や眠気こそあれ、これほど早く通常の睡眠サイクルに近いかたちまで調整されたのは初めての経験です。

どのメラトニンを買えばいいのか

メラトニンの服用は、3mg/回ほどから始めて様子を見るのが基本のようなので、最初は3mg/錠のボトルで良いのではと思います。2錠飲んで6mgにするなど調整もできますので。ただ、メラトニンのサプリメントに関しては、一回の購入に1ボトルまでという日本の税関による制限があるみたいなので、わたしは2度目以降は5mg/錠のボトルを購入しています。

メラトニンの効果や副作用は?

メラトニンは睡眠薬ではないので、夜更かしや徹夜仕事、長時間の寝坊や夜間のスマホなどのブルーライトによる体内時計のズレの是正に効果が期待できるものです。ですので、飲むタイミングは重要で、就寝前の30分から2時間前に服用するのが良いとか。私は、1時間前に飲むことが多いですが、これがベストタイミングというわけではなく、まだ服用時間に関しては手探りな状況です。

効果に関しては、当たり前ながら個人差や相性があると思います。個人的な感想としては、入眠に関しては大満足、ただし起床後もしばらく頭がぼーっとした状態で、スッキリとしないので、容量や服用タイミングをもう少し研究していきたいと思っています。

副作用に関しては、私のダイエットの教科書である「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」の著者のblog記事によれば、「5mgを3.8年」や「500mgを1回」などを検証した複数の論文があるらしく、心配する必要は無さそうとのこと。

常用するのではなく、時差ボケ解消の目的に絞るのであれば、さらに心配無用なのではと考えています。

ということで、もうちょっとメラトニンの効果や使い方について掘り下げてみました。

睡眠の質向上委員会|メラトニンのサプリの効果は?副作用は!?